NTTコミュニケーションズグループ

小椋 裕介

未来ワーキング

納得できないことは黙っていられない
ロックな行動力が変革の扉を開ける

小椋 裕介

趣味のPCスキルを生かして美容師から転身

趣味のPCスキルを生かして美容師から転身

学生時代から、パンクロック系のバンド活動をしていました。いまではすっかり落ち着いていますが、ルーツには反骨精神が流れているはずです(笑)。将来は美容師の道を進みたいと父に告げると、最初は猛反対されましたが、熱意を伝えるうちに納得して、応援してくれるようになりました。頭ごなしに否定をしない父の教育方針は、現在2児の親になった私も見習っています。

専門学校を経て乗り込んだ美容師の世界で、3年ほどアシスタントとして下積みを経験し、ようやく一人前のスタイリストになれました。これで厳しい暮らしから逃れられると喜んだのですが、ふたを開けてみれば驚くほど昇給していなかったのです(笑)。この先、さらに10年ほど我慢して独立するという選択肢もありましたが、このままでは当面結婚もできないと痛感し、転職を決意しました。

その際に役に立ったのが、趣味のPCいじりです。バンド活動のレコーディングなどでPCを活用しており、美容室のBGMなどを作っていたので、それなりの技術はありました。インターネットの黎明期だったこともあり、駅前でADSLモデムを配る会社のコールセンターでテクニカルサポートの職に就きます。お客さまに、セキュリティソフトをお勧めする仕事でした。まさに、趣味のPCに助けられたのです。

そんな仕事を1年ほど経験したころ、友人に誘われてNTTコミュニケーションズの派遣社員として働くようになりました。配属先は法人営業という未知の世界だったのですが、「若くて、やる気があればなんとかなる」という、NTTグループ特有の大らかな空気の中でキャリアを積み、派遣社員から契約社員、そしてNTTコムエンジニアリング(以下、コムエンジ)の正社員になります。法人営業で仕事内容は同じなのですが、出世魚のように所属だけが変わっていきました(笑)。

まわりを巻き込む力で厳しい大規模案件を乗り切る

現在も、大手パートナー企業にネットワーク商材を販売する仕事をしています。営業が取ってきた案件を、お客さまのオーダー通り滞りなく開通させる、デリバリ業務のプロジェクトマネージャーのような立ち位置です。この業務では、オーダーを書き、工事日程の調整・管理を行い、全拠点ごとの進捗率を見てボトルネックを見極め、効果的に人を配置する必要があります。最近ようやく、そういう俯瞰目線での采配力が身についてきたと感じています。

いまでも忘れられないのは、大手金融系の案件です。全国約1,400拠点のATM回線を開通させる仕事だったのですが、とにかく進捗管理がカオスでした。このような大規模案件は多数のプレイヤーが関わるため、連絡系統が混乱することが多々あります。1つの情報が伝言ゲームのように現場に伝わるまで数日かかることもあり、工事中止の連絡が当日に現場に届くなど、あちこちの現場が炎上する事態となっていまいました。私は率先して水をかぶり消火に向かう性分ですので、その混乱状態は大変だった半面、正直鎮火させる楽しさも感じていました。

具体的な打開策は、チームやグループのリーダーと徹底的に情報共有を図ることでした。現場の危機感が明確に把握できれば、上層部が動き、状況は一気に好転します。こういったケースでは、社内に限らず、お客さまを巻き込むことも重要です。明確なゴールを描き、すべての人が同じ温度感で突き進むことが、困難の壁を突き破り、不可能を可能にします。大きなトラブルを乗り越え、無事にミッションを完了させたときの達成感は、何事にも代えられない喜びでした。この案件では、お客さまが社内で表彰されるというおまけもつき、より強固な信頼関係を築けたこともいい思い出です。

いまの仕事は、密なチームワークなしには回りません。メンバーに感謝の気持ちを伝える、あるいは困っていたら手を差し伸べる細やかな気配りが必要です。ここでは、美容師時代に培った洞察力やトークスキルが生かせていると思います。たとえばカットの仕上がりを鏡で見せて、「大丈夫です」とお客さまが言ったとしても、顔色や声色で本当かどうかがわかります。そういう意味では美容師を経験したことに後悔はなく、通るべき道だったのではと感じています。

コムエンジの「すごい!」で社会課題を解決したい

コムエンジの「すごい!」で社会課題を解決したい

デリバリの仕事に携わって15年ほどになり、現在は通常デリバリ業務の傍ら、仕事の進め方やルールを見直すプロセス改善のワーキングにも関わっています。コムエンジには真面目な人が多いので、私は空気を読めない体で、「このルールっておかしくない?」「このやり方にしたほうがいいのでは」などと突っ込む役割です。もともとロック由来の反骨精神があると思うので、たとえ誰の発言や提案であったとしても、正しくなければ「間違っている」と明言します。もちろん、「お客さまにとってプラスにならない」といった理由や根拠はきちんと伝えます。そこはさすがに社会人ですから(笑)。

そういう性分を知ってのことなのでしょうか。コムエンジの未来を考える「未来ワーキング」へのお誘いを受け参加したところ、これがものすごく楽しいのです。自身の業務に集中して、スキルを深掘りしてきた従来の“専門書の世界”から、一気に幅広い情報を網羅した“雑誌の世界”に飛び込んだ感じです。組織を横断して行うディスカッションは、気づきや刺激の連続です。

たとえば、コムエンジには国内外のインターネットを安定運用する社会インフラを担う部門があります。そういう事実にあらためて気づいたり、自分の担当部門についても、「これはすごいことだよ」と、第三者目線で指摘されて初めて自覚したりするのです。未来ワーキングを発端として、これまでコムエンジが行ってきたことを結びつけて、何かしらの成果を出したいと考えています。

もうひとつ、参加して気づいたことは、真面目なメンバーの中に私のような異端者がちらほらといたことです。いわば、空気を読まずに率先して突っ走るタイプですね(笑)。そういう暴走を真面目なメンバーが全力でフォローアップしてくれる環境ですので、両者がタッグを組めば、たとえば社会課題を解決する新たなビジネスモデルを生み出すこともできるかもしれません。そのようなことが実を結べば、これからのコムエンジは、“大化け”する可能性があるのではないでしょうか。

◇OFF TIME
神奈川の田舎住まいですが、クルマで海まで20分、山まで10分、箱根にも20分でアクセスできる絶好のロケーションです。地の利を生かし、休日は子供たちにさまざまなイベントを提供して、より多くの体験をインプットしています。ちなみに、現在はリモートワークが主ですが、通勤には2時間かかります(笑)。

小椋 裕介

PROFILE

小椋 裕介

2015年にNTTコムエンジニアリングに入社。美容師時代に培った洞察力やトークスキルを生かし、強固なチームワークで日々のデリバリ業務を回している。一方で納得できないことに対しては、上司や顧客であっても異を唱えるロックな気骨も持つ。

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