NTTコミュニケーションズグループ

原崎 結貴

未来ワーキング

一歩一歩エンジニアの頂点に至る千里の道を歩く
目指すは次世代システム構築の開発メンバー

原崎 結貴

ゼロスタートからITの道を突き進む

ゼロスタートからITの道を突き進む

千葉県の習志野市で生まれ、高校、専門学校までは自宅から通っていました。卒業後社会に出てからは、就職氷河期ということもあり、しばらくアルバイトや派遣の仕事を転々と行っていました。派遣の仕事としては携帯電話のロム登録、在庫管理の事務に携わる業務を担当していました。まだスマートフォンは登場しておらず、ガラケーの全盛期ですが、まさに固定電話から携帯電話へ通信の主流が移り変わるターニングポイントで、ITやデジタルが社会にもたらす影響を肌で感じられた貴重な体験でした。ITやデジタルへの単純な興味から働き始めたのですが、仕事をするうちに、もっと専門性の高い領域で働きたいという思いが強くなっていきました。

携帯電話の業務を続けたのち、次に派遣会社から紹介されたのがNTTコムエンジニアリング(以下、コムエンジ)でした。派遣先はNTTコミュニケーションズで、日本全国を結ぶ通信サービスを支える中継網の要となる伝送装置の構築・開通に関する業務を担当します。

通信事業やネットワークに関する知識がない状態でスタートし、最初は必死に知識を吸収しながら仕事にあたりましたが、徐々に業務に関する理解が深まっていき、社会インフラを支える重要な仕事であることをあらためて実感できました。

構築・開通の業務を続け、7年ほどが経過したころでしょうか。コムエンジが中途採用の募集をしていることを知り、エントリーしました。腰を据えて社会インフラを支える仕事がしたいという強い気持ちが伝わったのか、採用され正社員として働くことに。入社後は派遣時代と同じ東京にある現場での仕事でしたが、半年後、上司から「大阪で働いてみないか」というお話があったのです。

新たなNWインフラ構築に向けた縮退業務を担当

正直、大阪行きのオファーは予想外でした。実は修学旅行で京都を訪ねて以来、西日本方面には足を踏み入れたことがないほど縁がなかったのです。しかも同じインフラネットワーク部門だったものの、従来の構築・開通ではなく縮退を担当してほしいとのことでした。データの通り道を“舗装する仕事”が構築・開通とすれば、老朽化した道路を“更地にして新たな道を通す準備をする仕事”が縮退です。戸惑ったとはいえ、自身のキャリアを積む絶好のチャンスととらえ、大阪へ向かいました。

縮退の対象となる伝送装置は、日本全国に数千台規模で存在していて、大変なプロジェクトに関わらせていただくことになりました。まずは撤去するためにすべきことや手順などの青写真を、複数部署のプレーヤーの方々と議論しながらゼロから築き上げていきました。伝送装置が設置されるスペースには限りがあり、古い装置を撤去しない限り、スペースはもちろん、ケーブルや電源などが不足します。このため新しい道をつくるためには、迅速かつ確実な縮退が重要です。計画にもとづき順調に装置が撤去されていく仕事には、大きなやりがいがあります。

とはいえ、苦労がなかったわけではありません。大阪に異動して1年目のことになりますでしょうか。年度末までに膨大な装置を撤去する必要があったのですが、指示などに不慣れなこともあり、初動でつまずいてしまったのです。最終的には年度末までに予定はクリアできたのですが、いろいろな人に稼働の負荷をかけてしまったことが忘れられません。あらためて計画することの大変さ、関わるプレーヤーへの気配り、スケジュール調整の大切さなど多くの教訓を得ました。

現在も縮退業務をメインに仕事をしています。私は開通担当として事前試験や切替、元線廃止といった回線の巻き取り、システムや架を廃止する伝送装置の撤去を担っていますが、これまで一度の事故もなく、計画通りに続けられていることには誇りを持っています。

新たなNWインフラ構築に向けた縮退業務を担当

明るい未来に向けて千里の道を踏破する

明るい未来に向けて千里の道を踏破する

縮退プロジェクトは日々、順調に進んでいました。そんなある日、上司から「未来ワーキング」の話を聞かせていただきました。面白い取り組みだと興味を持ち、またゼロからスタートする施策でしたが、自分の経験がなにか力になれるのであればと思い、すぐに参加を決めました。いざ顔を合わせると、メンバーの熱量に圧倒されました。すっかり感化されて、これまで担当業務のことを中心に考えていましたが、会社や社員の進むべき道についてもあれこれ考えるようになりました。

現在、未来ワーキングでは働き方のサブワーキングに参加しています。直近では新しいかたちのサテライトオフィスをつくる施策を推進しています。ゆくゆくは新入社員など若い人が殺到するような、コムエンジ独自のユニークで魅力的な働き方を実現することが目標です。熱量が高く、豊富な知見を持つメンバーで検討を重ねれば、明るい未来が拓けるのではと感じています。

未来ワーキングに限らず、コムエンジには優秀な方々がたくさんいます。たとえば現在の業務で関わっているエンジニアたちは確かな専門知識や技術力を持っており、やり遂げる責任感もあります。それが縮退業務を支えているわけですが、他部署にも同様に専門性に長けた人材がたくさんいるのです。こうした大きなポテンシャルを持つ人間力を生かすために、多様なアプローチで社員間の交流を深め、力を結集していけば、新たなビジネス創出もできると確信しています。

これまで構築・開通から縮退まで幅広いインフラ業務に関わった経験を生かし、今後も1人のエンジニアとし成長を続けて、いつか次世代システム開発メンバーに名を連ねることが夢です。さらに最近ではトレーナーとして新入社員に触れ合う機会もあり、現場で培ったコムエンジのイズムを伝える後進の育成にも関わっていきたいです。若い世代が育つ姿を目の当たりにするのは、とても楽しく、達成感も得られます。

私の座右の銘は「千里の道も一歩から」。どんなに大きな事業、困難なミッションであっても一歩目を踏み出さないことには始まりません。躊躇せずに一歩を踏み出し、コツコツ積み上げていけば、いつかはゴールにたどり着けます。縮退業務もしかり、未来ワーキングもしかり、恐れることなく、一歩一歩、コツコツと進んでいく先に明るい未来が広がるのです。

◇OFF TIME
野球観戦が好きで、シーズンが始まると球場に足を運んでいました。現在は難しい状況ですので、自宅でお酒を飲みながらテレビで観戦しています。コロナ禍が落ち着いたら、また球場に行って応援したいですね。

原崎 結貴

PROFILE

原崎 結貴

2016年、NTTコムエンジニアリングに入社。東京でのインフラネットワークの構築、開通担当を経て、現在は大阪に身を移し、縮退をメインに担当。豊富な現場経験を生かし、後進の育成にも力を入れている。どんなに遠大で困難なミッションでも、物怖じせず一歩を踏み出し、歩み進めることをモットーとしている。

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