ドコモビジネス|NTTドコモビジネスエンジニアリング

INTERVIEW

-NTTドコモビジネスエンジニアリングで働く社員を紹介-

専門性を高め、
社会の基盤を支える

コミュニケーションプラットフォーム部
コミュニケーション&アプリ部門
設計・構築ユニット
勤務事業所:広島拠点 基町オフィス

金島 貴歩

現在の業務内容

通信インフラの根幹を支える業務に従事し、主に音声系設備の設計・構築を担当しています。現在は、光ラインサービス終了に伴う設備対応や、フリーダイヤル・ナビダイヤル系設備の新設作業、古い設備の撤去や産廃処理に関する調整も行っています。業務のやり取りは基本的にメールやオンラインで進め、在宅勤務が中心です。出社は、通研会社からの送付物の受け取りや現場対応など、必要な場合に限られています。専門性の高い業務を担いながら、関係各所との連携を重視し、効率的な運用を目指しています。

1日のスケジュール

8時半の始業から始まります。午前中はメール対応や設備関連の調整業務を行い、昼休憩を挟んで午後は産廃担当や関係各所との調整、設備撤去・新設作業に取り組みます。終業は17時で、在宅勤務が多いものの、必要に応じて出社し、書類の受け取りや現場対応も行っています。プライベートでは体力づくりのためにジムにも通っています。

障がいの内容について

前職での事故によりプレス機に右腕を挟まれ、肘上から切断することになりました。救急搬送後、リハビリを経て、職業リハビリテーションセンターで約1年間にわたり事務スキルを習得しました。その後、現在の職場に就職しました。

仕事をする中で難しいと感じる場面

職場には専門知識が豊富な方が多く、まるで「歩くウィキペディア」のような存在ばかりです。自分もそのレベルに近づくため、専門スキルの習得に向けて日々勉強を重ねています。業務では設備に直接触れる機会があり、特に光ケーブルのバッチ作業では裏面のパネルを取り外す必要があります。フォルトネジの取り外しは可能ですが、片腕でパネルを安全な場所へ運ぶ際には負担が大きく、作業は非常に大変です。さらに、古い設備では設置場所が密集しており、はしごを使わないと取り付けできない環境もあるため、慎重な対応が求められます。設備を傷つけないよう細心の注意を払いながら微調整を重ね、長時間の作業では集中力を維持する必要があります。知識面でも体力面でも、毎日が挑戦の連続です。

働くうえで、自身に必要と感じる「合理的配慮」とは

物理作業においては、サポートを受けられる環境や、段取り・準備など自分ができる範囲での業務理解と協力が重要だと感じています。難易度が高い作業やリスクのある業務については、事前に相談し、周囲の方々の支援を得ながらリスク低減や対策の改善を進めています。また、万一リスクが発生した場合の対応策についても、職場の協力を得ています。こうした環境の中で、私自身も可能な範囲でフォローする姿勢を大切にしています。サポートを受けることへの理解と継続的な協力が、働きやすさにつながっています。職場には、困難な作業やリスクの高い場面で自然に手を差し伸べてくれる風土があり、安心して業務に取り組める環境が整っています。合理的配慮は、障がいの有無に関わらず、誰もが働きやすい職場づくりに欠かせないと考えています。

仕事をする中で「嬉しい」と感じた配慮やサポート

機械室での作業中、設備の裏面パネルを外していた際に、近くで二重床のパネルを剥がしていた方の作業に足を取られ、設備を壊してしまいそうになったことがありましたが、周囲の迅速な対応のおかげで怪我もなく設備も無事でした。また決済や財務処理など専門知識が必要な業務でのアドバイスやサポートも非常に心強く感じています。困難な場面でも周囲の助けによって安全に業務を遂行できる経験が多く、職場の温かさを実感しています。日々の業務で声をかけてくれる同僚や、知識を惜しみなく教えてくれる先輩の存在が大きな支えとなり、こうした配慮やサポートが仕事へのやりがいや安心感につながっています。

障がいのある方が安心して働ける職場環境の実現に向けて、企業や社会に対して伝えたい想い

障がいがあることを理由に、評価やチャンスを制限しないでほしいと考えています。体に不自由さはありますが、障がいのない方と同じように働き、生活することは可能です。業務面でサポートが必要な場面もありますが、その分しっかり力になれると信じています。障がいの有無に関わらず、平等な視点で評価し、チャンスを公平に与えることが重要です。私自身、契約社員として入社後、無期雇用化の機会をいただき、恐怖から解放され、学び続ける環境を得ることができました。こうした機会は誰にでも与えられるべきだと思います。企業や社会には、障がいのある方も障がいのない方も同じ目線で評価し、可能性を広げる環境づくりを期待しています。

これから働くことに不安を感じている障がいのある方々へ

私自身、入社当初はとても不安でした。パソコンに触れたこともなく、ExcelやPowerPointなどのスキルもありませんでしたが、職業訓練で基礎を学び、簿記資格も取得しました。最初は「何もできないから働けない」と思っていましたが、努力次第でスキルは必ず身につきます。職場では周囲のサポートを受けながら、OJTを通じて設備や仕組みを理解し、知識を積み重ねてきました。今でも完璧ではありませんが、協力しながら業務を進める中で自然と成長できています。パソコン未経験からスタートし、今では十年以上働いています。失敗を恐れず挑戦することが大切で、努力すれば必ず道は開けます。障がいがあっても、自分の力を磨けば十分に活躍できます。怖がらず、興味のある会社に挑戦してみてください。私の経験が、同じような不安を抱える方の勇気になれば嬉しいです。

一緒に働くチームメンバーにも聞いてみました!

チームメンバーアイコン

業務内容

維持管理を中心としたチームに所属していて、主に設備の管理や運用、現場対応などを担当しています。チームは4人ほどで構成されていて、週に一度ミーティングを行い、進捗報告や課題の確認をしています。日々の業務は、現場に行くこともありますが、最近はリモートワークが中心になっていて、チャットやオンラインでのやり取りが増えています。現場対応が必要な場合は、メンバー同士で協力しながら安全面にも気を配って作業しています。業務委託の方や他部署とも連携しながら、チーム全体で業務を進めています。

日々の業務を進めるうえで意識しているチームワークや周囲との連携方法

チームワークにおいては、障がいの有無を特別に意識することなく、自然体で協力し合う雰囲気があります。本人は自分でできることをしっかりこなしてくれるため、特別な配慮を意識する場面は少ないです。ただし、現場作業など安全面に配慮が必要な場合には「大丈夫?」と声をかけるようにしています。また、一人で現場に行くことはなく、必ず誰かが同行する体制を整えています。週に1回、定期的にミーティングを実施し、他のメンバーと同様に進捗報告を受けています。課題の有無を確認し、必要なサポートがあれば、すぐに対応できるよう努めています。さらに、決裁や承認業務はチャットで依頼を受けて対応し、ミーティング以外でも必要なやり取りを随時行っています。

障がいのある方と共に働く中で、配慮が必要だと感じた場面や、難しさを感じた場面

現地対応の際は、安全面への配慮を最も重視しています。設置作業はほとんどありませんが、物の運搬など両手を使う作業が発生する場合があり、一人で対応するのは難しい場面もあります。そのため、現地に行く際には「大丈夫かな?」と声をかけ、必ず複数人で行動する体制を整えています。危険な作業がないよう事前に内容を確認し、同行するメンバーにも安全面への注意を促しています。

実際に行っている配慮や、会社として取り組んでいる工夫

会社としては、バリアフリーの観点からトイレに手すりを設置したり、段差をなくすなどの工夫をしています。身体的な障がいのある社員が出社する際にも、安心して利用できるように環境を整えています。リモートワークが増えている中でも、チーム内でコミュニケーションを取りやすい雰囲気づくりを心がけています。必要なサポートがあれば、すぐに対応できるようにしていますが、基本的には本人の自主性を尊重し、過度な配慮にならないように気をつけています。

障がいの有無にかかわらず、誰もが安心して働ける職場づくりのために

障がいの有無に関係なく、誰もが安心して働ける職場づくりには、普段から変化に気づける工夫が必要だと考えています。本人が言い出しにくいこともあるため、チーム内で気軽に話せる雰囲気づくりが重要です。リモート勤務が多い環境では、こうしたコミュニケーションが難しくなるため、パルスサーベイ(※1)で状況を把握したり、必要に応じてカメラオンで面談を行うなど、リモートのデメリットを補う工夫をしています。障がいのある方も障がいのない方も、同じ目線で働ける環境を目指し、企業や社会全体で理解と配慮を広げていくことが大切だと思います。