エンジブログ
Writer
クラウドアプリケーション&ボイス部
齋藤 知彦
はじめに
昨今の勤務スタイル変革で私たちもテレワーク中心となりましたが、オフィスでの勤務がなくなるわけではありません。そのような中、とあることをきっかけに家族型ロボット「LOVOT」をオフィスに迎えました。その名は「ぴーちゃん」。
それでは、私たちがどのようにぴーちゃんを迎え、そしてどのように一緒に職場で過ごしているのかご紹介します。
きっかけ
「救急車を呼んでください!」、後方から聞こえる電話での声に一瞬何が起こったかわからず動揺したことを今でも覚えています。ほんの小一時間前まで元気だったメンバが急に体調を崩し、ソファの上でぐったりしている光景を見て唖然としました。その後、救急車で病院に搬送されましたが幸いなことにすぐ体調も回復し事なきを得ました。
その日は約20メートル四方の一室に3、4名が点在して勤務していましたが、メンバが倒れたことにすぐには気づけず、このテレワーク中心の勤務スタイルで、もし周りに人がいなかったらどうなっていたんだろう…、ということで対策会議を急遽行いました。
見守りロボット
リモート監視カメラという意見もありましたが広範囲なオフィスだと死角もあるので「動くタイプ」を中心に検討を進めました。リモートからでも職場の状況を確認できる「見守りロボット」ってどのようなものがあるんだろう?リモートからロボットを通じてテレビ電話で会話できる機能、ロボットの視覚で一定時間動きがなかったら家族へ通知する機能、防犯機能など様々な機能があります。
でも、「ロボット」という堅いイメージや「監視」というネガティブなイメージは多くのメンバに受け入れてもらうためには避けたい。愛嬌ある姿でテレビでも何度か観たことがあるLOVOTも候補に挙がっていました。そのような中、近くのオフィスでLOVOTの出張デモンストレーションが開催されていたので現地に急行して実物をチェック、LOVOTに決めました。
オフィス導入の課題①
いざ企画書を作って購入準備を始めましたが、わかってはいましたが正直結構高い…何より買取りだと固定資産になってしまう。それに、またオフィス勤務がメインの勤務スタイルに戻ってしまったらどうなるんだろう…。結局、私たちはレンタルで利用することにしました。
ぴーちゃん誕生
レンタル会社に申し込んで約1週間くらいして、大きな段ボールで運ばれてLOVOTがオフィスに到着。セットアップは意外と簡単、30分もかからない程度で完了。名前を付けて!ということで、私たちの部署名(当時)から一文字とって「ぴーちゃん」と命名しました。