エンジブログ
Writer
クラウド・アプリケーション&ボイス部
大野 理望
インパクトが大事
前回、「おもちゃの電車のレール分岐切替の試作品が、見た目地味で却下!」という話題でした。やっぱりとにかく見た目のインパクトが大事ってことで相談している中で、社内の研修用に使っているロボットアームで電車を動かせないかというアイデアが浮上。
[ロボットアーム Dobot Magician諸元]
価格:17万円前後(ベーシックキット:2023年7月時点)
自由度(軸数):4
ペイロード(最大可搬重量):500g
繰り返し精度:0.2mm
課題となるのは
社内の研修ではレゴブロックとかを挟んで持ち上げていますが、最大可搬重量は500gと電車のおもちゃであれば十分持ち上げられそうです。ここで課題となるのはロボットアームのつかむ部分。
Dobot Magician標準のグリッパー(物を掴む先端部品)はなかなかの優れもので、エアポンプのピストンでやわらかく物を掴めるのですが、残念ながらおもちゃの列車を掴むには開き幅が足りないのと、車両のような長いものを掴むのには向いていません。ネットで他のグリッパー部品を検索したのですがなかなか適当なものは見当たらず、どうしたものかと頭をひねって出した結論。
「無いなら、自作すればいいじゃん~!」という結論に。なかなか道のりは長そうだ…(笑)。